2008年5月30日金曜日

ながぐつ


雨が降ると、ここぞとばかりに長靴をはきます。


靴下も冷たくならないし、脱ぎ履きもラクだし、梅雨時期にはリュックと一緒に大活躍!


でも、雨がやんだ日はちょっと複雑です。


特に、家を出る朝だけ降っていて、お昼前にはカラッと晴れ上がった日。雨が降ってないもんだから、稽古場を出る時つい傘を忘れてしまい、そして次に行かなければならない打ち合わせ場所などに遅刻しそうな時。


リュックに長靴姿で、傘も持たず、走る。


こうなると、もう何のために長靴を履いているのか自分で自分に聞きたい気分です。(笑)
それでも長靴は走ればボコボコ音を立てますし、重くて走りにくくて思うように前に進めず、青空の下ひーひー走る長靴姿の私。


昨日は、夜までの雨。傘も忘れず、走ることもなく、長靴さんご活躍でした。

と、「長靴」を連打していたら、「長靴下のピッピ」が急に見たくなってきました。ピッピが食べるようなアイスも食べたい!
そういえば、今日、じゃなかった昨日、稽古場の雑談中「ありがとうございます」と言ったら、『ふぁいなるあいす』って聞こえましたよ」と言われてしまいました。
なんとあるまじき!
はっきりしゃべらなくては!

とりとめなくてごめんくださいまし。

2008年5月28日水曜日

稽古の前に


公開を心待ちにしていた映画「山のあなた-徳市の恋ー」を観ました。


1938年に発表された映画「按摩と女」(清水宏監督)という作品を、石井克人監督が主演に草彅剛さんを迎え、台詞やカット割りまで完全にカヴァーしたのがこの作品。


ストーリーなど詳しいことは書きませんが(うっかり結末ばらしません!)、私はとても好きな作品でした。


河原や宿屋の映像・音は奇麗で粋で、その空気がまるで香ってくるよう。言葉づかいも、もちろん古いですが、言葉尻まではっきりとそしてポンポン投げるように相手に言う様や、今とは違う言葉の響き方(「どういたしまして」がさらっと真顔で使われるのに何故かあったかい・・・「どういたしまして」って優しい言葉なんだなぁ)など、会話自体に面白みがあります。


映画「めがね」や「かもめ食堂」にちょっと通じる、日常の滑稽さとか寂しさとか、私が好きな雰囲気があり、例えば道を歩いているシーンで・・・・
自分で書いていて楽しくなって来ましたが、そろそろ止めないと危ないですね。ばらしてしまいそうです。
ですので、おしまいにします。


プログラムに掲載された出演役者さんのコメントが、これまたとても勉強になりまして、按摩さん役の草彅さんと加瀬亮さんの演技には本当に感服しました。
(すいません今度こそおしまいです。笑)


写真は、映画館となりにある駄菓子屋さんで買ったクッピーラムネ。今はこんなケース入りが売っていました。お気に入りの「きな粉棒」ばら売りは冬季限定だそうで、あたり「前田のクラッカー」を一緒に♪

2008年5月26日月曜日

観劇日和

「今日は・・・」と書きたいのに、つい「昨日は」になってしまう、日付変更真夜中ブログです。筆不精(なのに書き出すと長い)のエッサッホイさにいつもお付き合い下さりありがとうございます!


昨日は、5月1日「GalaRibbon」に特別出演して下さった玉井勝教の舞台を拝見しました。
「SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL.」という題のお芝居。


玉井さんは「GalaRibbon」の時の駄目な絵本作家や変な鍵屋さんとは全然違う(笑)、優しい青年役で、爽やかなお声が生きていました。


このお芝居で私が特に感じた魅力は「伏線」の妙です。

しっかりした布石となる、それでいてその時はこれ伏線だなと感じさせない台詞があり、後のシーンでその一言がものすごい効果を発揮するというすごい仕掛けを感じたのです。

お客さん側の考えるスピードの、ほんのちょっと先をその役の人物が行く。なので、「もしかして・・・」と、前の台詞と今の状況がつながりかけた瞬間、その人物はまさにお客さんが気づき始めた状況の中での感情のど真ん中にいてそれを表現している。

確信した瞬間に、その人物がその感情の頂点にいる訳ですから、見ている側の感情も一気に大きく揺さぶられます。
それが、今は側にいない家族に対して抱く、とてもあったかくそして悲しく切ない感情で、一気にボロボロ涙が落ちました。

他にも、一人一人役によってそれぞれ言葉の選択(その人がそういう言葉を選んでしゃべること)に説得力があるのに、それでいて聞き慣れた言葉まで新鮮に感じられたりと、とても興味深い内容でした。



夜はミュージカル「ルドルフ」を拝見。
音楽・歌、お芝居は勿論、照明や舞台装置を含めた全体の演出に、とにかく脱帽でした。脱帽ポイントは沢山あるのですが、中でも、ルドルフの乗った馬車が走るシーンの照明や、ステファニーの2幕でのソロ、そしてラスト追い詰められたルドルフとマリーが白い衣装でひれ伏している光景は、目に焼きついて離れません。

本当に、素晴らしい舞台でした。

ご覧になってない方には、なんのこっちゃの内容でごめんなさい!

・・・・・

『青猫物語』出演者先行予約のお申し込みを締め切らせて頂きました。短い期間にもかかわらず、沢山のご予約を頂きまして、誠にありがとうございました!!

2008年5月25日日曜日

こぶしからジャズ


昨日はジャズ歌の練習。

一月以上前からの課題曲、サラ・ボーンの「ララバイ・オブ・バードランド」が今回でとりあえず終了。 長かったです。先生ごめんなさい。


小さいときから童謡を歌っても「こぶしがきいてるね」と言われ、小学生の時も母の実家に行っては祖父のカセットテープで「津軽海峡冬景色」を練習していた私。


そんな私がいつのまにか、ロバータ・フラックの「キリング・ミー・ソフトリー」や、ミュージカル「ドリーム・ガールズ」の「アイ・アム・チェンジング」にすっかり魅了され・・・次の曲はこれからの季節に合うボサノバ調の「ヒー・ラヴズ・ユー」です。


ジャズ独特のリズム感や歌いまわしがいつかミュージカルにも役立つといいななどと思い、そしてこれまたいつかライヴなどで聴いて頂けるようになるべく、さりげなく(こんなにアピールしましたが)続けています。



写真は、「こぶしが・・」と言われ始めた幼少時代です。私、いまだにこの写真を撮ってもらった時の記憶があります。いえ、別にだからって不思議さんキャラで売り出そうとしているわけではありません(笑)




そして青猫物語』出演者先行予約のお申し込み、本日締切です。あら、行こうと思ってたのよという素敵な方、深夜まで大丈夫です。よろしければ三つ前「青猫物語」の記事をご覧下さい☆

2008年5月23日金曜日

ガラガラ

福引が、今日から始まります。
よく行く駅ビルで、本当によくやっているガラガラ福引。

賞品もなかなかで魅力的で、特別賞はハワイ旅行や観劇チケットなど。 小さい頃からくじ引きや福引が大好きな私。食品を買ったり何だかんだ貯まる福引券をにぎりしめ・・・いつもは良くてお醤油、ビールにクッキー。ティッシュ5個で洗剤と交換。

前に一度だけ特賞の宝塚歌劇団観劇チケット1枚(お弁当お土産付き)を当てました。それはそれ嬉しかったです!
ところが。私はその日どうしても予定が入ってしまい、代わりに父に行ってもらいました。喜んでもらえて当てたかいあれど、やっぱりちょっと悔しかったです(笑)


今回の特賞は「旭山動物園と札幌ステイプレゼント☆」 大好きな北海道!これは本気で当てたいものです。

思い出してみると、当たったときは、ガラガラを回す瞬間、いつもより欲がなかった気がします。
それで、「無心で!もしくは自分以外の誰かのために!」と思いながら引くといいのかもしれないと考えるのですが、だいたいの場合「お願い当たって!」「やっぱり当たったら上げたくないかも」など煩悩が頭を駆け巡ってしまい、そしてそんな時は決まって残念賞に終わります。

私が何を考えているかなんて、ガラガラくんには全然関係なさそうなものですが、この心理戦はどうしてもやめられないのです。
当てたいからですね。
その時点でもう全然無心じゃないですね(笑)


そんなガラガラ福引で思い出すのは、上野樹里さん主演の映画「亀は意外と早く泳ぐ」の一場面です。

平凡な女性がある日スパイになった。彼女は友人に頼まれて代わりに福引の列に並び、うっかり自分の番が来てしまう。係りの人にせかされて代わりに引こうとするが、彼女はスパイ、目立ってはいけない。ここで一等を当てたら名前が書かれた札が貼りだされてしまう。「当たりませんように、当たりませんように…」

うまく説明できずごめんなさい。
福引を引く人が「当たりませんように」と願うことが妙な説得力と緊迫感をもつ不思議で印象的なシーンでした。

「亀は意外と早く泳ぐ」HPはこちら。
http://www.wilco-jp.com/kamehaya/


またも長々失礼しました!

2008年5月20日火曜日

少年からお母さんへ


先日18日「陽なたLIVE Vol.1」おかげさまで無事に終了しました。

お忙しい中、見に来て下さいました皆様、本当にありがとうございました!いつも駆けつけてくれる友人や、このLIVEのお陰で久しぶりにお会い出来た方、そして舞台を通してお知り合いになれた方の優しいお言葉やあったかい笑顔が、心底ありがたく、また次への力を頂きました。

また、お忙しく、今回はいらして頂けなかった方からも、応援のメールなどお気遣い頂き、こちらもありがたく、そのあったかさにホロっとでした。


今回LIVEで歌わせて頂いた「リトル・マーメイド」の「パート・オブ・ユアワールド」は、強い地声で歌う曲を好みがちな私にとってはそのふんわりした曲調が新境地でした。ですがその分、声のことテンポのことなど今までにない発見もあり勉強になりました。

安全圏を守らないこと、先輩の提案は聞くものだと、生意気若僧の私あらためて感じました。

と同時に、最後までピアニストの岡田あかりさんに悩みながら我儘を言うなど、(その度に優しく応えて下さいました・泣)歌の技術や発声は勿論ですが、それに加えて曲への取り組み方、特に最初の一歩についての未熟さと研究の必要性を感じ反省しました。


この最初の第一歩の重要性の実感は芝居「銀河鉄道の夜」にも言えました。
この場面で何を見せたいか(場面の意味)を考える時(例えばジョバンニに対してカムパネルラが心を開いたことを見せたいなど)、その沢山ある表現方法の中で、その人物の性格ならどう表現すべきかということを最初のアプローチの段階からもっと綿密に捉え、台詞の言い方や動作などを組み立てていけるようになることが今後の課題です。


最後までわがままを聞いて下さり、本当にお世話になりました共演者の皆様スタッフの皆様に、心から感謝申し上げます。



さて、次は6月末のアカデミー稽古場試演会に向けて稽古が始まっています。
今度のお芝居、私は19歳の娘がいるお母さん役です。「銀河鉄道の夜」カムパネルラはなかなか好きな役だったのですが、もう少年にひたっていてはいけませんね。

「陽なたLIVE」で頂いた、あったかいお言葉と反省の収穫を糧にお母さん張り切って参ります。


写真は稽古場でお世話になっている方から頂いた若鮎という和菓子。
私は初めて食べました。外はどら焼き、中はぎゅうひ。意外なコンビは美味しいです。
意外で味がある、なんてなんて魅力的です。
そんな存在になりたいものです。

2008年5月17日土曜日

「青猫物語」

お知らせです。

今年の9月、日比谷シアタークリエで上演されます「青猫物語」というお芝居に出演致します。

チラシには「新劇青年と踊り子のちょっぴり切なくて、キュートなコメディー。」のキャッチ。
北村有起哉さんや黒谷友香さん主演、そしてアカデミーでも大変お世話になった、東宝第一線でご活躍中の山田和也先生演出。

私が居ても居なくても、これは見逃せません!
(おります。ちゃんとおりますよ。)

東宝「青猫物語」のサイト
http://www.tohostage.com/aoneko/index.html

つきましては、前売り開始6月28日に先立ちまして、本日より5月25日(日)まで出演者先行予約を募集させていただきます。

初日につながらない電話でドキドキ苛々しなくて済みますし、私としてもとてもありがたい先行予約、どうぞご利用下さいませ。

***ご予約について***

①お名前
②ご住所
③ご観劇希望の日時
④席種:S席8800円/青猫シート6800円
⑤枚数

ご希望下さいます方は、上記①から⑤の内容をお書き頂き、下記のアドレスに岡村宛でメールをお送り下さい。メールを頂きましたら、こちらからご予約内容確認の返信をさせて頂きます。
公演日時はこの記事の最下部にありますのでご参照下さい。
(お手数ですが、下記の注意事項※もあわせてご覧下さい。)

チケットお申し込みの他、お問い合わせ等お気軽にどうぞ。
sayaka.hohoe@gmail.com


※こちらから返信を送らせて頂くまでは、ご予約は完了しておりません。また、ご予約完了後のキャンセルや変更は出来ません。あらかじめご了承下さい。

※なお、初日や千秋楽などお申し込みが偏る回は、抽選となりご希望頂いた枚数をお取り出来ないことがあります。その場合は、前売り初日6月28日までに必ずご連絡致しますので、何卒ご了承下さい。

※チケットにつきましては、東宝での発券後、代金を指定の口座にお振込み頂き、こちらでお振込みを確認し次第、ご指定のご住所に送らせて頂きます。詳しくは、ご予約確認メールにてご案内致します。

※5月25日以降のお申し込みは、6月28日の前売り初日を迎えましてから残席がある場合にお申し込み頂けます。前売り初日で売り切れになりました場合は悪しからずご容赦下さい。

***公演日時***
(時間は開演時間です)

9月
5(金)夜19時
6(土)昼13時/夜18時
7(日)昼13時

8(月)夜19時
9(火)昼14時/夜19時
10(水)昼14時
11(木)昼14時/夜19時
12(金)昼14時
13(土)昼13時/夜18時
14(日)昼13時

15(月)昼13時/夜18時
16(火)休演日
17(水)昼14時/夜19時
18(木)昼14時/夜19時
19(金)夜19時
20(土)昼13時/夜18時
21(日)昼13時

22(月)昼14時
23(火)昼13時/夜18時
24(水)昼14時
25(木)昼14時/夜19時
26(金)昼14時
27(土)昼13時/夜18時
28(日)昼13時

(全34公演)

長々見難いお知らせに最後までお付き合い下さり、ありがとうございます! よろしければ是非ご予約、お待ちしております。

2008年5月13日火曜日

夜更かし

まだまだやらなければいけないことがあるのに、もう夜遅くて、明日朝早いからもう寝なきゃいけないけど、でも明日の準備は今しなければいけなくて、だけどもう何を準備したらいいのかもよく分からないからやっぱり明日早起きして準備しようか、どうしようか・・・

という堂々巡りをするうちに、何もはかどらないのは勿論、きっぱり寝ることも出来ず、そればかりか全然今考えなくてもいいことが頭に浮かんできてしまう、ということがよくあります。

例えば、「ハゲレット」(シェイクスピアの「ハムレット」現代版ともいいますか、ハムレットが実は若ハゲだったという設定のお芝居)について学ぶ機会があり、そこから・・・

そういえば国文時代、志賀直哉の「クローディアスの日記」(「ハムレット」の登場人物クローディアスの視点から彼の日記を中心に進行する小説)についての授業があって、興味深かったなぁ、あの時もらったプリントまだあるかな、今読んでもさっぱり分からないかもしれないけど、なんだか今読みたいな・・・

で、見つけてみたらやっぱりよく分からないなぁ。作品自体を読みなおさなきゃ駄目かなぁ。でも本どこにあるっけ・・・

「自分に於ては「想う」という事と「為す」という事には、殆ど境はない(「クローディアスの日記」より)」
すごいことだよなぁ。面白いよなぁ・・・そう言えばすごく似たような意味の台詞が「陽なたLIVE」でやる「銀河鉄道の夜」の鳥採りの台詞にもあったような・・・

そうだよ明日はその稽古だよ。早く寝なければ・・・
でも準備しないと。衣装持って行かないと。

衣装と言えば、先日従姉の結婚式で着た服クリーニングから取ってこないといけないよぁ。
それにしても、あの結婚式よかったなぁ・・・何が良かったって披露宴でのお餅つきのショーが良かった。
その場でついたお餅を、すぐみんなに振舞ってくれて・・・美味しかったし、新郎と新婦のお母さん二人が一緒にお餅をつく光景にはなんだか感動さえしたなぁ・・・

「結婚式でのお餅つき」って、なんだかお芝居になりそうだなぁ。三谷幸喜さんなどの手にかかれば、すごく面白くてちょっとホロッとくるいい作品になりそうだよなぁ。見てみたいなぁ・・・・

三谷さんと言えば・・・


そして夜は更けていきます。
ながながくどくど失礼しました。

2008年5月11日日曜日

リンゴとおやじさん



電車やバスの中で、稽古中の台詞を全部頭に巡らしておさらいする癖があります。相手役を想定して目線を動かすのは勿論、うっかりすると、口をパクパク動かしたり、ちょっと小さな声でしゃべってしまうので、すぐに怪しい人です。気をつけなくてはいけません。

先日、「陽なたLIVE」の第一部「銀河鉄道の夜」をいつものように電車の中でおさらいしていた時のことです。

私がやるカムパネルラの台詞に「なんだかリンゴのにおいがする」というのがあります。さぁリンゴの匂いを想像して、と深呼吸をしたところ、なんと本当にリンゴ良い香りがしました。

まさかと思ってもう一度鼻から深呼吸。やはりリンゴ、青リンゴの香り。近くにリンゴの姿はなく、私の想像力というか妄想力も、ついに嗅覚を刺激するまでになったのか!と思いましたが、なんだかそれも益々怪しい人になってしまう気がして認めたくないので、偶然ということに。

それにしても、リンゴの匂いを想定して嗅いでおいて、実際リンゴの匂いがしたら驚くなんて、まだまだです。

写真は、絵はんこ作家カキノジンさん作、ちっちゃなおやじのはんこ。(見にくくて目を凝らさせてしまいごめんなさい)

これも、ちっちゃなおやじを想定して押すのに、何故か毎回あまりにおやじさんがちゃんとあらわれるのに驚きます。

まだまだ、そして、これからです。

2008年5月7日水曜日

「すいか」


今日は暑かったです。
ジャズにタップにダンスをして、散々汗をかいたら、外のそよ風が気持よかったのなんの。

夏が来たみたいでした。

夏と言えば・・・大好きなドラマがあります。

「すいか」

土曜日の夜に放送されていた時は存在すら知らなかったのですが、映画「かもめ食堂」を見てから改めて小林聡美さんを尊敬するようになった私に、知り合いの方が小林さんの出演作の一つとして教えてくれ、DVDを見てすっかトリコになりました。

たまらない夏の雰囲気。
ひまわりや小川に囲まれた木造の下宿に越してきた一人の女性。彼女がそこの住人や管理人達と過ごす日々。

ほのぼのしてますが、登場人物の言葉や行動に共感するうちに、ただただ「普通の人」だったその人物が魅力的にかっこよく感じられてきます。そうすると、そのドラマ自体がかっこよく思えてくるのは勿論、それに親近感をもつ自分の存在までなんだか大切に思えてくるから不思議です。

ドラマは起っているので「日常」とはあくまで私の主観ですが
<「すいか」の日常は、自分の日常を大事な非日常に感じさせてくれる>
そんな気がして、そして私はそこが好きです。
小林さんは勿論、浅丘ルリ子さんや市川実日子さん、片桐はいりさんの、テンポやしゃべり方が心地よくて小気味よいです。

「すいか」公式HPはこちら


写真は私のタップシューズ。
匂いを防ぐワンコシューズキーパーも、夏には益々欠かせぬ存在です。
新芽の匂いがプンとする、タコが美味しい今日でした。

2008年5月5日月曜日

陽なたLIVE


お知らせです。

5月18日(日)にライヴに出演します。
チケットのお申し込みやお問い合わせなど、ご興味のある方は下記のアドレスまでお気軽にメール下さい。
(その際「GalaRibbon」にお越し下さった方はその旨をお書き頂けますと大変助かります。)
sayaka.hohoe@gmail.com

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「陽なたLIVE vol.1」


◇日時:5月18日(日)
     ひる14時・よる18時半
     (開場は30分前)

◇場所: The DOORS
     (京王新線初台駅徒歩1分)

◇チケット:3500円(ドリンク込み)

◇出演者

 丹宗立峰
 中本吉成

 松村曜生
 久積絵夢
 岡村さやか

 鈴木唯
 橘敏輝

 岡田あかり(ピアニスト)

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昨年「レ・ミゼラブル」でご一緒した方にお声をかけて頂き、参加。
第一部は芝居「銀河鉄道の夜」で私はカムパネルラ役をやります。
第二部のライヴでは、今まで一度も歌ったことのない自分としてはちょっと新境地な曲を歌います(笑)
「銀河鉄道の夜」は、実は大学国文学時代ゼミで担当したことがある作品。
とてもシンプルな舞台ですが、音響の魔法と独特の間の演出で、原作同様不思議な雰囲気を感じていただけると思います。


ライヴには、芝居に参加してくれる子役さん(と言っても唯ちゃんは高校一年生でとてもしっかりしたお姉さん)お二人も参加。

先日稽古場からの帰り道一緒に電車に乗ったところ、あだなの話から将来の夢についてなど色々話せてなんだか嬉しかったなぁ。二人とも笑顔が可愛い役者さんです。


写真はライヴのDMと、その下にはアカデミー同期の名児耶ゆりがくれた「別冊太陽 銀河鉄道の夜」。
古本屋さんで買ってくれたそう。
素晴らしいセンスに脱帽です。

GalaRibbonより はじめまして


初めて中心となって企画した舞台GalaRibbon。
5月1日に無事、二回の本番を終えることが出来ました。

会場に足をお運び下さった方、本当にありがとうございました。

そして、お忙しい中ご来場をご検討下さったのにチケットの完売でいらして頂けなかった方、誠に申し訳ありませんでした。


沢山の方にご迷惑をおかけし、そしてその度にあたたかく助けて頂きました。今回の成功の要因は、スタッフの方のご尽力が本当に大きいのです。

企画から本番後に至るまで、世の中すごい人がいるなぁ、しかもそんな人に限ってあたたかい人だなぁと何度も思いました。

次に活かすべく様々な反省をしっかりとして、進みたいと思います。「GalaRibbon②」きっとやりますので、その時は是非またいらして下さいね。


この舞台を終えたところでなのですが、ブログを始めました。
あんなに渋っていたのに…とご存知の方もいらっしゃるはず(笑)

いつも何かに出演するときはメールや葉書を送らせて頂いているのですが、送りきれないことがあり、せめてどんな活動をしているのか、元気でやってるのかなどお伝え出来ればと思い、筆不精ながらひっそり始めました。

ですので、なかなか更新はマメでないと思います。最初からそんな弱気で申し訳ないですが、もしよろしければ、たまに遊びにいらして下さい。


上の写真は「GalaRibbon」のDM(森下朝菜さんデザイン)。
下のは第二部のライブショーで私がつけていたジュエリー(今川明日香さんデザイン制作)と、会場MUSICASAのご近所模様。
肝心の会場の写真は無いのですが、とても素敵な会場でした。
代々木上原は静かでほのぼのした良いところです。





あらあらかしこ。