2008年8月31日日曜日

8月31日

夏休みが終わります!

小学生の時、私は絵に描いたような「ちびまるこちゃんタイプ」で、この8月31日にひーひー宿題をやっていました。勿論6年間毎年!(笑)

中高時代なんてもっとひどくて、9月になって学校が始まっても、とりあえずその授業がある日までは大丈夫!と甘く見て、帰宅しても宿題そっちのけで、大好きな宝塚やミュージカルのビデオにかじりついていました。

宿題がない夏。でも、何回もの8月31日に感じた、あの不安と後悔の混じったどうしよう感を、今でもふと思い出します。


今日は「青猫物語」初の衣裳付き通し稽古です。これは、宿題が終わっていないどうしよう感なんてものじゃないです。緊張です。
でもワクワクもあります。そしてこれも、新学期が始まるワクワクなんてものじゃないです。

いや、ものじゃない。こともないです(笑)
あの時はそれが私の頭いっぱいに立ち込めていましたっけね。宿題が終わらない絶望感といったら・・・・・しつこいですね。すみません。

通し稽古、気を引き締めて行って参ります!

ところで、前回の記事で、パーマをかけていい気になっていた私。ところが、稽古場では演出の山田さんや黒谷さんに「アニー」ではなく「アニー」に出てくる大きな犬の「サンディ」と呼ばれました。

昭和のサンディー。

それでも嬉しい私です。(笑)

暑くなったり寒くなったり、雷雨も激しく交通面でもストレスが溜まったり、お身体壊されている方はいらっしゃいませんか。いつも読んでくださって本当にありがとうございます。どうかお身体、ご自愛ください。

それでは、また!

2008年8月29日金曜日

パーマネント

「青猫物語」ハル子になるべく、パーマをかけました。

ヘアメイクの宮内さんのサロンにお邪魔して、宮内さんと相談しながら、温かいお酢のリンゴジュースを頂きながら、一緒にいらしていた黒谷友香さんに「サラダ(私のあだ名)、アニーみたいになるんでしょー」と言われながら楽しくパーマネントをあてました。

出来上がりは、昭和のアニー。

ではなく、どこかの買いかご下げたおばちゃん。

いやいや、ワンピースにエプロンの衣裳も着ますから、どこかの歌謡ショーでマイクの線さばけそうなくらいです。

と、自分的には大興奮、新境地に満足な仕上がりでした!

ご期待ください(笑)

2008年8月27日水曜日

テーマ曲


ミュージカル『モーツァルト!』の「僕こそ音楽」という歌がすごく好きです。よくお風呂やお手洗いや道端で「爆発しそうなんだー」のくだりを延々繰り返し歌います。


自分が小さく守りに入りそうになっている時には、主に二つの兆候があります。

一つはこの歌を歌わなくなること。

暇さえあれば、ポッと浮かんだ曲を手当たり次第歌うのですが、弱気な時はこの歌があまり頭に浮かばなくなってきます。その時はそのことに気が付きもしません。よくない傾向です。

もう一つは、着る洋服に冒険がなくなることです。

私は青好きで、やたら青い格好が多いですが(笑)、男の子っぽい格好からレトロな大正っ子ちゃんまで、自分の中だけでテーマみたいなものを気取って、もしかしたらちょっと変でも「着たいものを着る!」が信条です。

ですが、守りに入っている時は、ちょっと青過ぎやしないかー丈が短か過ぎやしないかー世間をなめていると思われやしないかー、などと考え、無難な方に走ってしまいます。


この二つの危険信号に気づいたら、即対処です。

そうしないと、稽古場などでも守りに入り、これをやってみたいけど違うのではないかーこんな時期にやってもいいのかなーやめとこうかなーなどとネガティブさんになり、ダンスでも、とりあえず気配を消してあまり恥をかかないようにしよう!などと、最悪な真後ろ向き決意までしてしまう恐れがあります。

対処方法は「僕こそ音楽」など、勢いがある時によく歌う歌を意識的にひたすら疲れるまで歌うことです。夜道で不審者になろうが、もう知ったこっちゃありません。

それから、私の失敗談を笑い話に変えてくれる素敵な人たちに、さりげなく反省文を告白してみることです。笑い飛ばしてもらうと、そうね、大したことなかね、開き直ってしまおう!と良いのか悪いのかサッパリします。(笑)



「青猫物語」のハル子は元気です!
朝は気が付けば「僕こそ音楽」を歌いまくり、流行をさかのぼっても着たい服を着て稽古場に行っています。

衣裳も素敵でルンルンです。最後の場面で着るワンピースは特に可愛くて欲しいです。ちょこっとチェックして頂けると嬉しいです。


写真は、大好きな方に頂いた青猫ちゃんの置物。表情がユーモラスで、飄々とできる元気をくれます。

それでは、行って参ります!

2008年8月22日金曜日

小同窓会


先日、高校時代の部活仲間に会いました。

聖歌隊という部活。その名の通り、聖歌を歌う団体なのですが、文化祭時には何故かミュージカルをやります。

私は、まさにそのミュージカル目当てで入部しました。

私が舞台を目指す大きなきっかけの一つとなったこの部活。

私の学年は4人だけだったのですが、今回は約4年振りにその4人で集合。当時から個性的で、バラッバラな雰囲気なのに不思議と気が合った4人。卒業後も、特に連絡を取り合うわけでもなく、時に何しているのかさえ知らなかったのに、会うと一瞬で高校時代の気分。

久しぶりに会った仲間は、自分の道を胸張って走っていました。一人は航空会社勤務、一人はパッケージやロゴのデザイナー、もう一人はイギリスの音大に留学中。
相変わらず本当にバラッバラ。
色々新鮮な話を聞いて、でもやっぱり懐かしい話で盛り上がって。

写真は、そんな小同窓会の会場。初めて行ったチャムアパートメントというお店の様子。ムード満点の素敵なお店でした。
がははは大声で笑ってごめんなさい。


青猫物語のプログラム用の写真、無事撮り終えました。

思っていた以上に華やかな衣裳!黒谷友香さん演じる踊り子そらちゃんのお下がりという設定の、私ハル子衣裳。
なんとも服に着られている感じ、その借り物競争っぷりには自信があります!(笑)

いえいえ、すそを踏んずけて転ばないようにしなくてはっと思いました。

それでは、また!
ごめんくださいまし。

2008年8月16日土曜日

元祖はるちゃん

8月ど真ん中。いかがお過ごしですか。

自称晴れ女の私ですが、最近は狙ったように通り雨に打たれます。
今日も・・・晴れ女の自信がなくなりつつあるこの頃です。


ところで、私の役名はハル子なので、芝居では「はるちゃん」と呼ばれます。ですがですが、青猫カンパニーには、元祖はるちゃんがいます。
井上タミ・山崎カナ子役の関谷春子ちゃん☆

アカデミーの二期生さんで、先日アカデミーの試演会「カノン」で初共演しました。その時元祖はるちゃんは私の娘役。ビンタをするシーンがあり、何十回とほっぺを思いっきりはたかせて頂きました。

青猫では「セキヤン」の愛称で親しまれていますが、アカデミーでずっと「はるちゃん」と呼んでいた私は、やっぱりつい「はるちゃん」と呼んでしまいます。

なんと呼ぼうが、ニカっと笑顔で振り向いてくれて、頭がものすごくきれて、いつも助けてくれて、私と一緒で写真を撮り損ねることが多いセキヤンこと元祖はるちゃん。

ということで、なんの脈絡もなく稽古場更衣室にて二人で撮りました。
二人とも分からないながら、はしゃいだ感じがなんとも初々しいですね。(うそです、すみません。笑)


明日は、稽古後に衣裳を着てプログラム用写真を撮ります。目をつぶったり、あごを引き過ぎてガンとばしてるみたいになってしまうことが多い私。落ち着いて笑いたいと思います。


ではまた!


2008年8月15日金曜日

サラダと「阿片と拳銃」

稽古場で、私のあだ名はサラダです。

アカデミー同期のもっちゃん(折井理子)がふと呼んだのが始まりで、由来は特にありません。

勿論「さやか」と呼んでもらうのも嬉しいですが、「サラダ」も結構気に入っていて、自己紹介で「サラダ」と呼んでくださいと申し上げたら本当にみなさん呼んで下さって、その度にさりげなく感動・・・(笑)。


先日は稽古の後、劇団M.O.Pの「阿片と拳銃」を拝見しました。「青猫物語」と同じ、マキノノゾミさんが書かれたお芝居です。

場面が変わると、舞台となる年月も一気に変る、それを何度も行ったり来たりする度に、役者さんは老女になったり若く可憐な女性になったり。脱帽でした。

壮絶な人生を生きてきた人の、重みのある会話の中に、ぷぷっと笑える温かさがある。かと思うと、ぎゅっと心を絞られてやりきれない寂しさが襲う。でもまた、ヘヘっと顔がほころぶ。

見終わった後は、ズシーンと響いて寂しくて、霧がもやもや立ち込めて。でも、それでもちゃんと、ぽっかり心に道が通ったような、そんな感じでした。

またも、なんのこっちゃになってすいません。
とても勉強になりました。

「青猫物語」明日の稽古は一幕一場の通しからです。一幕一場は83ページあります。ドタバタも胸キュンもあります。

ではまた!

2008年8月13日水曜日

はじまりました。

「青猫物語」お稽古が始まりました。
初日に本読みで次の日から立ち稽古です。

本当に師匠の宝庫です。

私、女給ハル子は、同じく女給のフサエちゃん(羽柴真希さん)とうろちょろしています。フサちゃんがいて下されば大丈夫!そんな安心感があります。

お稽古場のブログも始まりました。
よかったらご覧になってください。

「ミーちゃんブログ」
http://www.tohostage.com/aoneko/blog/index.html

2008年8月9日土曜日

好きなドラマと会社

土曜日の夜23時10分からの「33分探偵」というドラマ。

堂本剛さん演じる、たった5分で解決する事件を33分もたせる探偵。高橋克実さんや水川あさみさんなど、出てる方みなさんが織り成すというか醸し出すというか、その雰囲気が好きです。

小島よしおさん演じる情報屋が、事件の情報以外、有機栽培や胴体着陸についても知っていて、探偵が訪ねて来た後に何故か来る農家やパイロットに伝授するお決まりのシーンが、また面白くって。

はまりました!と言いたくなってつい書きました。まだ二回しか見てないけどですが。

そしてなんと!昨日の回に、アランジアロンゾのパンダくんマグカップがさりげなく登場。

アランジアロンゾは私が中学の時から好きな有限会社です。色んなオリジナルのキャラクターグッズを販売しています。愛知万博のキャラクター、キッコロとモリゾウなどはご存知の方も多いはず。パンダくんは勿論、「わるもの」や「うそつき」という、その名の通りの性格のキャラクターもシュールなのにあったかくて魅力的です。

パンダくんの顔半分しか映らなかったですが、きっとあれはそうに違いない!と、好きなものの登場で、更にドラマの株アップ!でした。

好きなものについて、終わります。


遅ればせながら、ご報告を。
「カノン」小学校公演、無事に終わりました。
体育館での公演。暑い中、団扇をあおぎながらジッと食い入って見て下さったお子さん方、カーテンコールの時本当にずっと笑顔で手拍子をして下さったお母様。

私にとって初めて感じた何かがありました。

私の演じた、派手なお母さん明美さん。最初はみなさん静かでその反応にドキドキ。でも終盤には笑ってもらえて、すごく嬉しかったです。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました。


来週から「青猫物語」の稽古開始です。
東北弁の女給、ハル子役。張り切って参ります。


谷亮子選手の試合後のインタビューに震えました。
感服!と心底思いました。

それでは、夜更かし、終わります。

2008年8月2日土曜日

青猫と夏休み


ご無沙汰しております。

「青猫物語」のチケットをご予約くださいましたお客様、チケット代のお振込みありがとうございます!
お手数おかけして申し訳ありません。来週中にチケットの方発送致しますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

さすが青猫ということで、台本の色も青いです。嬉しいです(笑)台本を読んだだけでも本当に面白くて、これをあの方この方が演じられるのか・・・と思うと、もう一体どこまで面白くなってしまうのか分からないです!
私も、みなさんの足を引っ張ることのないよう、そして少しでもこの作品のすごい歯車に加われるよう精進致します。


一昨日から、「カノン」小学校公演の集中稽古が始まりました。昨日は月島での稽古。通りには提灯が吊られ、おみこしも出ていました。

夏休み真っ只中の雰囲気。たまりません。

子供がポニョポニョ言いながらうろちょろしているし、その浴衣の柄はほうれん草ですか!という感じの粋なおじさんはいるし、浅草の染太郎では座敷でとても上品そうなおばちゃま方が6・7人で大爆笑しながらお好み焼きを食べていて、普通に食べる焼そばも何だか特別な感じがして、もう色んなことが夏休みのせいで起こった素敵なことに思えてしまいます。


「夏」っていうと暑い季節ですが、「夏休みの季節」っていうと自分が休みかどうかに関らず、こりゃもう何かしなくては!とワクワクしてしまいます。

ということで、私も夏休みらしいことを!と思い、基本的に外での飲み物はラムネにして、カキ氷を食べるようにしています。あと、今年も、粉末ジュースと100円アイスで自家製クリームソーダーを作りました。昨年、これを飲みながらベランダにシート敷いてねっころがっていたら、生まれて初めて流れ星を見ました。

それから、まだやってないのは、扇風機に向かって「あー我々は宇宙人である」と言うことですかね。あと、八百屋さんで売っている割り箸にささったカットパイン(200円)も食べなくてはと思います。

なんのこっちゃという感じですみません。

行楽の方、帰省される方、お気をつけて!
そしてお仕事の方、本当にお疲れ様です!