2008年8月27日水曜日

テーマ曲


ミュージカル『モーツァルト!』の「僕こそ音楽」という歌がすごく好きです。よくお風呂やお手洗いや道端で「爆発しそうなんだー」のくだりを延々繰り返し歌います。


自分が小さく守りに入りそうになっている時には、主に二つの兆候があります。

一つはこの歌を歌わなくなること。

暇さえあれば、ポッと浮かんだ曲を手当たり次第歌うのですが、弱気な時はこの歌があまり頭に浮かばなくなってきます。その時はそのことに気が付きもしません。よくない傾向です。

もう一つは、着る洋服に冒険がなくなることです。

私は青好きで、やたら青い格好が多いですが(笑)、男の子っぽい格好からレトロな大正っ子ちゃんまで、自分の中だけでテーマみたいなものを気取って、もしかしたらちょっと変でも「着たいものを着る!」が信条です。

ですが、守りに入っている時は、ちょっと青過ぎやしないかー丈が短か過ぎやしないかー世間をなめていると思われやしないかー、などと考え、無難な方に走ってしまいます。


この二つの危険信号に気づいたら、即対処です。

そうしないと、稽古場などでも守りに入り、これをやってみたいけど違うのではないかーこんな時期にやってもいいのかなーやめとこうかなーなどとネガティブさんになり、ダンスでも、とりあえず気配を消してあまり恥をかかないようにしよう!などと、最悪な真後ろ向き決意までしてしまう恐れがあります。

対処方法は「僕こそ音楽」など、勢いがある時によく歌う歌を意識的にひたすら疲れるまで歌うことです。夜道で不審者になろうが、もう知ったこっちゃありません。

それから、私の失敗談を笑い話に変えてくれる素敵な人たちに、さりげなく反省文を告白してみることです。笑い飛ばしてもらうと、そうね、大したことなかね、開き直ってしまおう!と良いのか悪いのかサッパリします。(笑)



「青猫物語」のハル子は元気です!
朝は気が付けば「僕こそ音楽」を歌いまくり、流行をさかのぼっても着たい服を着て稽古場に行っています。

衣裳も素敵でルンルンです。最後の場面で着るワンピースは特に可愛くて欲しいです。ちょこっとチェックして頂けると嬉しいです。


写真は、大好きな方に頂いた青猫ちゃんの置物。表情がユーモラスで、飄々とできる元気をくれます。

それでは、行って参ります!