2009年4月19日日曜日

松本とお豆さんとケーキ


「レ・ミゼラブル」松本公演、無事閉幕しました。

長野に就職した学生時代の友人が観に来てくれて、お豆を差し入れにくれました。ただの豆じゃございません。その子のお婆様が猿や鹿と戦いながら守り作ったお豆(ささげ・ひたし豆)で、前の晩に二人で縫ってくれたという麻の袋に入っていました。

お豆さん。グリンピースが嫌いな私は、「豆」という言葉に親しみはこれっぽっちも持っていませんでしたが、この友人からもらった「お豆」のお陰で、今はもう「豆」なんて言えない「お豆さん」です。


今回の劇場まつもと市民芸術館。本当に素晴らしい空間で、芸術的な外観、4階まである客席、圧倒的で魅力的な音の響き。楽屋や廊下も光差込、開放感溢れて居心地が良く、さらに楽屋口が小さなロータリーのようになっていて、ホテルや松本駅に向かう際、楽屋口から車に乗ると、白い劇場の壁沿いや通り沿いにいらっしゃるお客様が最後まで笑顔で手を振って下さり、とても嬉しかったです。

ご来場下さいましたお客様、本当にありがとうございました。

写真は、18日の昼公演で「レ・ミゼラブル」通算公演数2400回!ということで、終演後行われた記念セレモニーに登場した豪華なケーキです。セレモニーでの大役を終えたこのケーキ君。みんな集って写真合戦の大人気。
写真ラッシュも去り、ひっそりとしたところで私も1枚。美味しそうだなーと眺めていましたら、先ずは誰かが食べないと、みんな食べられないよ、と近くにいらしたプロデューサーさんの嬉しい一言。お言葉に甘えて、端の苺を一つ。最初にごめんなさい。さーや(神田沙也加さん)も一緒に食べました。これがまた本当に、美味しかったです。


ではまた!