2013年12月25日水曜日

『Second of Life』閉幕!

TipTap Musical『Second of Life』、千穐楽を迎えました。
ご来場下さいましたお客様、寒いなか本当にありがとうございました!
(*^_^*)
素敵な曲と出会い、的確な演出のもと、敬愛するメンバーと信頼し合った稽古&本番ができ、とても充実した時間でした。
 
 
TipTapには初参加だったのですが、小澤時史さんの曲に出会い、一度聴いて残るメロディーと聴けば聴くほど心揺さぶられる展開にすっかり魅了されました。
写真はスタジオでのバンド合わせ。バンドメンバーのみなさんの演奏がまたたまらんのです!脚本&演出の上田一豪さんと作曲の小澤さん、お二人が表現したい世界を、バンドの皆さんが細やかに生き生きと形にしていく。
 

 
左からドラムス高島一航さん、ヴァイオリン赤星鮎美さん、ベース成田裕亘さん、作曲&バンマス&キーボード小澤時史さん、ギター成尾憲治さん♪
いつも皆さん明るくて、お茶目!そして素晴らしい技術の演奏者さん。でも劇場に入ってからも、ふとした時に、小さな音で箱をずっと叩いていたり、小澤さんに、この感じはどう?と曲の1フレーズの繊細な違いを何回も弾いて確認していたり、作品を愛するその姿が、猛烈カッコいい!と思いました。私のわがままな要望にも快く応じて下さり、歌いやすいように寄り添って下さったり。小澤さんが、本番中チームと音楽で会話しているような気持ちになる、と言って下さったのですが、こちらこそまさにそんな気持ちで沢山皆さんの音の力を頂きました。


 
 
制作や演出助手的なお仕事のほか、色々なもののデザインを担当された柴田麻衣子さん。そのセンスに脱帽です。特に、舞台セットとチケットがとても好きでした。写真を見ていると、またあのセットに入りたくなります!
 

 
そして共演したAチーム!左から、作曲家役 染谷洸太さん、岡村、彼女役 稲田みづ紀さん、マスター役 伊藤俊彦さん。みなさん優しくて、歌と芝居に熱くて、繊細で素直で頼もしい!心から尊敬しています。自主練で曲の持つ力をどうしたら伝えられるか作戦を練ったり、他の班の稽古やゲネプロを見て話し合ったり、本番中も役の立場は全うしつつ、心のつながりというかお互いを感じ合ってバトンをつなぎ合っている、そんな感覚でした。
とにかくこの『Second of Life』という作品がもつ力を、上田さんが紡ぎたい世界を表現して、観に来て下さる方の心に響かせたい。その一心だったので、終演後「驚いたのは初めて。これだからこの仕事は辞められない。」という上田さんの言葉を聞けたときは沁みました。とても学ばせて頂きました。


 
みづ紀は、いつもお気に入りの枝豆パンを持っていて、配ってくれて(笑)。その素直さで、演出家の駄目だしがスッと通る。ぶれない。技術は勿論、あたたかい人柄が役に生きていて。だからこそ台詞や歌声が相手を緩めるし、時に強く刺さる。今回一番表現を学ばせてもらったのは、みづ紀からだと思います。感謝。共演、嬉しかったです!
 
 

後列センターには上田一豪さん、その前に柴田麻衣子さん♪
歌の客観的なアドヴァイスを下さったり、演出家にご自身が聞いた解釈を共有して下さったりした他の班の皆様にも!そして公演を支えて下さいましたスタッフの皆様にも!大変お世話になりました。
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素敵なプレゼント、お手紙、応援やご感想のメールを下さいましたお客様、誠にありがとうございました!終演後は慌ただしくて申し訳ありませんでした。話しかけて下さった時の笑顔や声、あたたかい文面に和み、とても力を頂きました。
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長々乱文失礼しました。
ではまた!