2013年11月23日土曜日

円卓/警備員ベーコン

西加奈子さんの小説「円卓」
たまらんでした。

一行目を読んで、読むことを決める。ぷくくと笑って(電車で読むと吹き出して恥ずかしく)、スルスル引き込まれる。最後は登場人物に、小気味良い語りの文章に、物語の芯に、小説の枠(自分が考えていた)を軽やかに飛び越える作者に、感嘆の思いで胸が熱くなり、ヘラヘラ笑いながら鼻水をすする。

先日は激弾BKYUの芝居「警備員ベーコン」を拝見して、これにもう心わしづかみにされました。

役者の皆さん特に蔵重美恵さんや東野醒子さんの台詞と表情が、耳と目に焼き付いています。そして作品の芯たる想い!こんな舞台が2000円〜3000円で見られる幸せ。小劇場の気概を感じました。感服。

最後に。
近所のワンコを、勝手に好きな名前で呼んでいたのですがあまり振り向いてもらえず。ついに本名が分かりまして(一時犬小屋に貼ってありました)。その名前で呼ぶと、ちゃんとチラ見してくれるようになりました。(笑)

とりとめなくて、ごめんください。自分、忘れちゃいけないこと、あるわな。という覚え書きでした。

ではまた。