2018年10月28日日曜日

七色いんこ続き

こんばんは。

七色いんこ、続きます^ ^
日が経って書いてるくせに、長いですよ。笑


振付の當間里美さん。
圧倒的なオーラ、見せかけじゃない厳しさと優しさ、遊び心、本物のプロとは、その居方にしびれました。

劇場入りした日に、搬入口で二人でひなたぼっこしながらおしゃべり。この作品のこと、舞台のこと、大切なこととか未来とか。
演出の三浦香さんを、やりたいことを絶対貫いてくれる演出家、すごく信頼してる、とおっしゃっていて、香さんと里美さんの本気で信頼しあう関係にワクワクしました。 香さんの、愛情とか舞台への覚悟とか、カンパニー全体を引っ張る姿、本当にかっこよかったです。

稽古でどうしても必要な時、里美さんは代役で入って芝居したり、香さんも振り付けの過程で代役で入ってがっつり踊ってらしたし。その姿にも私とても感動したのです。


鍬潟隆介役の悠美ひろさん。
SPや数々の役を怒涛の勢いで演じられていた、久保田真理さんと、亀岡菜花さん。 

私は、鍬潟さんの愛人のイナコをやらせて頂き、このお三方と一緒のナンバーもありました。 それはもう楽しかったです!

元宝塚の男役、悠美さん(が演じる男役さん!)とデュエットできる日が来るなんて。そのかっこよさに舞台上でも袖でも、本気で見惚れておりました。 しかも悠美さんはものすごく優しい方。私自身ピンチから救って頂きましたし、最後まで愛情深く全体を導いて下さいました。 

そしてマリソルさん(久保田さん)と菜花さんの名コンビ!素晴らしいダンサーさんなのはもちろん、振付の里美さんの右腕としての信頼も厚く、難題もいつのまにかサラリと解決してしまうすごさ。しかもとてもお茶目で芝居でも何やっても拾ってくださいました!


警部役の柿丸美智恵さん。
稽古中、私の喉がイガイガしていたとき、そっと寄って来て、スロートコートを三つもくださったり...私がどんくさくてモタモタしてると笑いながら突っ込んで下さったり...
さりげないけどとても優しくて、そしてものすごく面白い方。 


七色いんこ役の伊藤純奈さんと、千里万里子役の松田好花さん。
とにかく愛されるお二人。必ずなんとかしてみせるという姿勢、とても尊敬しました。 


座長の純奈氏は、なんでもこなせるすごい能力。稽古中から、出てない場面もよく見ていて、冷静に全体を把握していて。さりげない会話の中に、メンバーへの愛情とか尊敬とかが見えて、ああこの方は周りを背負う気概がある方だな、と。あと正直すぎるところがすごくかわいい方。笑 

ヒロインの好花ちゃん。長年バレエをやっていて、踊りも上手。稽古の帰り道、笑顔で正直に語る姿がすごく素敵でした。忙しい中みんなにお手紙書いてくれたり、なかなかできないことよ。ふといたずらっ子のような目で寄って来て、イナコの「Yes!」を真似してくれたりも。笑 

まだまだまだまだ、語りたいのですが、この辺で!
スタッフの皆様、キャストの皆様、このカンパニーの皆様とこの作品でご一緒できて大切な経験が出来ました。 またどこかでご一緒できる日を楽しみにしています!



今改めて感じているのは、人に歴史あり、魅力あり! スタッフさんもキャストさんも、出会えて、知らなかった世界や魅力を知れたり感じられるってすごく嬉しいことだなと。

すごい先輩方や魅力的な方とご一緒しても、同じ作品にかかわる身として、作品をお客様に楽しんでいただけることが一番だから、どんなにトリコになっても自分自身や何かが見えなくなるほど完全に心酔はしないように頑張るんです。本番が終わるまでは。今回は魅力の強さに、特に頑張りました。笑

改めまして、ご来場下さいました皆様、応援して下さいました皆様、本当にありがとうございました。
またお目にかかれますように。


長々お付き合い、感謝です^ ^

ではまた。