今までの色々なこと、書きたいことが山ほどあるはずなのに、全然まとまりません。目に焼きついて離れないかけがえのない光景。
舞台袖でリトルコゼットやガブローシュと競った変顔、走って袖のバリケードに顔面激突して見た星、バリケードで通じ合った瞬間熱いものがこみ上げた相方少年2の顔、ワンデイモアで本当に街の通りに見える気がした大歓声に沸く人々、エピローグを歌いきった後暗転で酸欠の中にじんで目に映る客席に残った光。
日々緊張と反省を繰り返しながら、それでもまるで列に参加している少年のように、今この瞬間舞台に居て挑めることが嬉しくてしょうがない気持ち、この作品で一番強く自分に刻まれたことかもしれません。
毎日支えて下さいましたスタッフの皆様オーケストラの皆様、私にとってかけがえのない出会い本当にお世話になりましたキャストの皆様、そしてご来場下さり温かいご声援まで下さいましたお客様。この作品を通じて出会えた全ての方々に心より感謝申し上げます。
この作品に携われたことを誇りに思い、学んだことを大切に精進します。
本当にありがとうございました!
岡村さやか