好きな舞台でした。
ちょっと感想を書きますので、明日見るわ!何も言わないでちょうだい!という方は見てから読んで下さった方がいいかも。(ストーリー自体のネタバレはないつもりです。)
前半は展開の早い映像カットで見たら尚面白いのかなと思う時もあったのですが、終盤の、劇場そのものを使った演出が私にはたまらなく。
ステージがステージ、客席が客席そのものとして扱われる設定の場面、自分も含め実際見ているお客さんが、作品の意図をくんで、拍手をしない(存在しない)という形で作品に参加する。でも逆に、お客さんがその場に沢山居ること自体にも意味がある。そしてそんな感覚をその場にいる皆で共有していると感じる。
こんな巻き込み方は舞台でしか出来ないこと、と鳥肌が立ち、猛烈に嬉しくなりました。
高橋一生さんの魅力にも参り、本当に聞きたいと思わせる役者さんの声はどこまでも聞こえるものだと改めて実感しました。
ではまた!